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川から見るとわからないが、、森は岸辺にごく薄くしか残っていない。ゾウたちが川に沿って移動するのはそのせいもあるということ。そして、今行っている植林は、保護林同士を結ぶ回廊作りだということ。
(本書024Pより抜粋)
スカウの朝は早い。まだ夜の明けきらない午前6時前には各六ロッジの桟橋からクルーズのボートが次々にスタートし、支流のムナングル川へ吸い込まれてゆく。早朝の川は野生動物に出会える絶好の場所だ。こんなに楽しいシチュエーションならふつうはワイワイ盛り上がりそうなものだが。満席のどのボートもほとんど沈黙に包まれたまま。それは各ロッジがツアーの心得をきちんと伝えているからだ。見物に行くのではなく、会いに行く。そうっとそうっと、おじゃましますの構えだ。
エコフレンドリーエンジン(電機発動機)を備えたボートなら実に静かに動物に近づける
(本書、031P〜掲載)
ストークビルド・キングフィッシャー(コノハシショウビン)
(本書、032P〜掲載)
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ゾウ用の通路の標識
ロッジのボードウォークは、ところどころ地面の高さまで下げてある部分がある。ゾウが通り抜けられるようにするための通路だ。「最近、ゾウ、見ませんでしたか?」と尋ねると「おおむね3〜4ヶ月に一度と言うところですかね。この前通ったときは、興奮したお客様がカメラを持ってすぐ近くまで走って行ってしまったんです。子ゾウがパニックに陥ったんですがゾウは本当に頭がいい。母親がこのボードウォークの反対側に沿って静かに歩いて子ゾウを導き、別の横断箇所まで連れて行ったんです」
※本書掲載、030P〜032P。このページでは本書から一部の画像と文章を抜粋して紹介しています。本書ではもっとたくさんの写真や記事が掲載されています。是非興味をお持ちになったら「ボルネオ・ネイチャーブック」を手にしてみてください。